ホテルを斎場として利用する場合
はじめに
多くの弔問客を招いたり、個人の社会的な立場から大きな会場がふさわしい場合、ホテルを斎場として利用を希望される方もいらっしゃると思います。こちらではホテルを利用した葬儀について説明していきます。
ホテルを斎場として利用した場合
一般的にホテルを葬儀場として利用する場合、「お別れ会」や「○○さんをしのぶ会」などの名目をつけて執り行われるケースが多くあります。というのもホテル側がそういったサービスを提供・宣伝しているところが多いからです。 ホテルを会場とした場合、遠方の弔問客はそのまま宿泊できますし、駅前など交通の便の良いローケーションに建っていることも多いため、利便性は非常に高いといえます。 反面遺体の持ち込みが制限されていたり、お焼香など火を利用するセレモニーには制約がつくなど、通常の葬儀・告別式をイメージしている方にとっては、最適な葬儀場とは言えないかもしれません。
ホテルを斎場に利用したときのメリット
ではホテルのメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
- メリット1 待機日数なく利用できるケースが多い
- メリット2 サービスや食事などホテルならではの対応が受けられる
- メリット3 交通の便など弔問客にとって便利に利用できる
- メリット4 葬儀社の制限なく利用できるケースが多い
- メリット5 通常の葬儀にはない雰囲気で行えるなど、通常の葬儀にはないコミュニケーションが取れる
ホテルを斎場に利用したときのデメリット
一方、ホテルのデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
- デメリット1 数ある葬儀場の中でも費用がもっとも高くつく
- デメリット2 食事面などホテル内部のサービスを利用しなければならないケースが多い
- デメリット3 葬儀内容について何かと制約が多い
- デメリット4 通常の葬式のように遺体を見送りながらお焼香といったことができない可能性もある
- デメリット5 火葬場などへの異動をしなければならない
以上ホテルを葬儀場として利用した場合のメリットとデメリットをご紹介しました。ホテルは予算限度と弔問客の利便性などを天秤に掛け、よく吟味されるとよいかと思われます。
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