「一日葬」とは?わかりやすく解説
はじめに
「一日葬」とは別名、ワンデーセレモニーとも呼ばれ、葬儀・告別式までにかかる時間を短縮し、1日で葬儀をすべて終わらせる葬儀の種類の一つです。最近増え始めた葬儀で首都圏を中心に若い世代に人気となっています。直葬よりもお別れに使える時間が長く、しかも手間のかかる準備が不要な点、そして忙しい弔問客にも時間的な配慮を行えることから、「新しい時代の葬儀」と言えます。
一日葬の主な特徴
特徴は以下の通りです。
- 文字通り、1日で葬儀ができる
- 遺族にかかる肉体的、精神的な負担が減る
- 経済的な負担が比較的軽い
- 最近葬儀社によって提唱された葬儀の新サービス
- 通夜を行うスタイルと行わないスタイルもある
一日葬の流れ
一日葬を遺族だけで進めるのは僧侶を呼び、弔問客を呼び、となるとそれだけでスケジューリングが大変で、まず無理です。 ですので葬儀社を利用し、一日葬サービスを利用するのが一般的です。 一日葬儀の流れは以下の通りです。
- 1.逝去
- 2.葬儀社へ連絡、一日葬の方式を依頼
- 3.遺体の搬送
- 4.葬儀社と打ち合わせ
- 5.通夜(行わないケースあり)
- 6.葬儀告別式
- 7.火葬
以降葬儀社によってサービスが無い場合もあります。 - 8.初七日
- 9.精進落とし
一日葬のサービスを行っている葬儀社に依頼すれば、ほぼ希望通りの流れで葬儀を執り行ってくれます。認識の違いなどが起きないように、十分な打ち合わせを行いましょう。 また葬儀社によっては通夜をメインとするケースもありますので、確認が必要です。
一日葬に適した人
- 遺族が十分な準備をする時間がない
- 葬儀全体にかかる時間を短くしたい
- 葬儀の形にとくにこだわりがない
一日葬の注意点
メリットが多いように感じる一日葬も実は不便な点も多いのです。
- 大幅な費用の減額は期待できない
- 菩提寺の理解が得られないケースがある
- 一日葬をおこなっていない葬儀社もある
- 慌ただしいと感じる方もいるため、親族以外に声をかけにくい
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